Tuesday, February 20, 2007

こんなMMORPGが欲しい

ずばり、それは山登りゲー。

要するにですね、ダンジョンマップにしろ平地での戦闘にしろ3Dである意味が無いと思うわけでして。
ダンジョンなんざは立体交差をこまかーく作っても最終的に「平らな所で戦う」事になって面白くないんですよ。

立体をいかに立体らしく見せるか・・・いや、魅せるか。



ここで山登りゲーですわ。
実は私、プリンストンテールで尖塔の如き突起物に登ったり、LineageIIで敵も倒さんと山を尾根伝いに歩いたりするのが好きでして。これって割と今のゲーム業界で盲点になってんじゃないかなと、そう思う次第。
まず、本格的な山であれば麓の部分に鬱蒼とした森林がある筈である。そこには猛獣も多いだろう。
しかも登山道とか無いだろうから、山の登り口を探すのも一苦労であろう。
普通に二本の足だけで登れる所だって少ないはず、時には四つんばいになって攻略せざるを得ない場所だってあるだろうし、ザイル垂らして上る場所だってあるはずだ。
そしてそこがファンタジーワールドなら…空飛ぶモンスターが襲い掛かって来る事だってあるに違いない。両手両足が塞がっている状態では戦えない。そういう物が襲い来る度に足場のしっかりした場所に移動して迎え撃たねばならない。
断崖絶壁が多ければ、鎧なんて着てられないだろうし。武器だってかさばる物は持てまい。
むしろ兵糧をどうやって持ち運ぶか、水をどうやって取得するかが問題になるし、高山であれば防寒が重要にもなるだろう。

山を一つ作りこむだけで、恐ろしく多様な楽しみ方ができると思う。
美しい泉を作ってそこまで遊びに行っても良い。
高山植物採集という楽しみもあるかも(無論、何かのマテリアルにするのである)
東ルートを攻略したら北面登頂を目指しても良い。
資材を引き上げるだけのキャラを演じる事も出来るだろう。(シェルパプレイ・強力(ごうりき)プレイ)
年間4つぐらい山を追加して、初登頂を競う事だってできる。
山頂から見下ろしたら、意外な所に意外な「景勝地」を見つけることも出来るかもしれない!

そして何より…山を登頂し終えた時にその景観を360度パノラマで楽しむ事ができるわけですよ!
3Dの3D たる所以を思う存分生かすことが出来る!
遠く雲海の向こうに聳える魔の山を目指したくは無いか?!
はるか高みにそそり立つ神の峰に立ってみたくはないか?!

と、最近モーニングの登山マンガ見て色々妄想しているのだが…
やんねーかなー 山一つ作りこむのって結構大変だし。山は単独で存在しているわけでもないから、作りこむなら山脈レベルで作らないとダメなんだよね。現実と同一の縮尺で5km四方を正確に(そして、楽しめるように)作りこむのって大変な気がする。

いっその事、どっかの山のデータを丸ごと取り込むのが良いのか?

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